ローカル線と神社と緑をめぐる旅

日本の美しさに急にめざめ、新緑の美しい5月~9月をターゲットに国内を回っています。

自然が巨大すぎると、足がすくむ。大瀬崎灯台:福江島

井持浦教会を出たのはお昼をすぎた12:30すぎ。高浜海岸でてから、たま~に日用雑貨やタバコなどを売る民家のお店はあったけど、食事をできるお店なんてほぼない。お昼はあきらめはじめたところ、道沿いに「お食事処」の看板を発見。どうせやってないだろうな~と思いつつ、玉之浦の港の集落へ。

 

やってた!!お食事処「ちょうちん家」さん。

港沿いで親子二代のおかみさんがやっている、風通しがよく気持ちのよい店内。

ここはもちろんお刺身定食でしょ。かんぱちのお刺身に、さつまあげみたいなもの、白身魚のお刺身に、大きな魚の身の入ったお吸い物。完璧です。

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お母さんが、「今日とって、さっきゆであがった貝も食べてみ。おいしいから」って言って小さなサザエのような貝の煮つけもつけてくれた。

お孫さんが新宿伊勢丹の割烹で働いているそうです。「お昼なのに2万円もするの。信じられないでしょ?味なんてわかんないわよ」って言ってた。

伊勢丹2万のランチも正直、新鮮でおいしいお魚のこの定食には敵わないんじゃないかと思う。それくらい全部おいしかった!

 

その後、今日の目的地大瀬浦灯台へ向かう。

ゆるやか~なさかみちをぐるぐる、ゆるゆる~と灯台に向かって走ること10分ほど。展望台へ到着。

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そこで初めて後ろを振り返ると、

怖っえぇぇぇ。

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いつのまにかすごい高いとこまで来てる!!なんか景色がでかすぎる!!ちょっと足がすくむレベル。

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展望台へいくと、突き出た崖の先の方に立つ白い灯台がみえた!

 

怖っえぇぇぇ。

 

ゲストハウスの方や、お昼食べた「ちょうちん家」のお母さんたちにも「時間があるなら灯台の下まで歩きなね。良いところだから」とオススメされていたけど、むりむりむり。怖っえぇぇぇ。

行ってしまえばなんとかなるんだろうけど、なんかもう、巨大すぎる自然に怖気づいてしまい、灯台のふもとまで行くことはできませんでした・・・

高台から下る際も、左に広がる雄大すぎる景色にのみこまれないよう必死でした・・・

 

福江市街の方へ戻り、最後に鬼岳という福江島のシンボルである、かわいらしい山にたちよりました。

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一面に広がる緑の芝生がキレイ!!気持ち良い~!!

f:id:bullepascal:20170525145034j:plain美しい夕暮れの景色に癒されました。